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情報漏えい対策に「操作ログ管理」がなぜ重要?
押さえておきたい3つのポイントを紹介

内部不正による情報漏えいが脅威として知られるようになりました。実際、従業員や転職者による情報の不正持ち出しが後から発覚するケースも報道されています。こうした漏えいは「起こさない」対策はもちろん、「発覚後に追跡できる」仕組みも欠かせません。その鍵となるのが、PCの操作ログ管理です。今回は、内部からの情報漏えいへの抑止力を高めつつ、万一の際も迅速に調査できるPCログ管理の重要性とその仕組みづくりについて紹介します。

なぜ今「操作ログ管理」が重要なのか? 内部不正は発覚が遅れやすい

「情報漏えい」というとサイバー攻撃を想像する人が多いかもしれませんが、現実には内部からの持ち出しも数多く発生しています。報道でも、従業員が取引先情報等を外部に流出させ、取引先からの指摘をきっかけに発覚した例が伝えられました。また、退職直前に顧客データを不正に持ち出し、転職先の営業に使った疑いで逮捕されたケースも報じられました。

この問題は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2026」でも取り上げられ、2026年は11年連続・11回目のランクインとなっています。また、IPAの「企業における営業秘密管理に関する実態調査2024」報告書によると、営業秘密の漏えい事例・事象を認識している割合が増加傾向にあり、ルール不徹底や金銭目的など内部要因が上位に挙がっていることがわかります。

また、同調査によると、営業秘密の漏えい先は「国内の競合他社」が54.2%、「国内の競合他社以外の企業」が48.8%という結果になっています。特に「国内競合他社以外の企業」が大きく増加したことで、漏えい先の特定が難しいケースが増えていると言われています。

内部不正は、従業員の退職や転職のタイミングで発生することが多く、その発覚が遅れやすいため被害が拡大しがちです。そのため、内部からの情報持ち出しを防ぐには、「誰が・いつ・何をしたか」を後から確認できるよう、PCの操作ログといった証跡を残しておくことが重要です。この操作ログは、持ち出し行為そのものの抑止力となるだけでなく、万が一不正が発覚した際の調査にも役立ちます。

PCの操作ログ管理に欠かせない3つのポイント

PCの操作ログを確実に保存し、必要なときに検証できる状態を保つためには、押さえておくべきポイントが大きく3つあります。

(1)長期保存できること

内部不正は発覚まで時間がかかるケースも多く、情報漏えいが判明した時点で操作ログが残っていることが重要です。そのため、長期間にわたって操作ログを保存できる環境を整えておく必要があります。

(2)社外・リモート端末も含めて取得できること

リモートワークが普及した現在、PCは社内LANの外でも日常的に利用されています。したがって、社内ネットワーク外で利用されている端末も含め、操作ログを確実に取得できることが求められます。

(3)検索性が高いこと、必要な情報が記録されていること

情報漏えいが発覚した際には、膨大な操作ログの中から問題の操作を迅速に特定する必要があります。そのため、「誰が」「いつ」「どの端末で」「どのファイル・アプリを」「どのように操作したか」といった情報をキーワードで検索し、追跡できることが重要です。

ここまで挙げた3つのポイントは、「操作ログを残す」だけでなく、「必要なときに確実に追跡できる状態を保つ」ために欠かせない要素です。しかし、これらを自社の運用だけで対応する場合、その負荷は大きなものでしょう。そこで次項では、この3つのポイントを実現する具体策として、クラウド型のログ管理サービスを紹介します。

3つのポイントを備え、操作ログを強化できる「Survey Eyes」

ここでは、前項の3つのポイント(長期保存/リモートワーク対応/検索しやすさ)を備え、操作ログ管理を仕組み化するためのサービス「Survey Eyes」を紹介します。

※ PC操作ログ管理はオプション機能です。

Survey Eyesは、社内ネットワークに接続されたPCはもちろん、リモートワークなどで利用される社外PCについても、その操作ログを一元的に管理できるサービスです。具体的には、次のようなPCの操作ログを記録できます。

分類 ログの種類
コンピュータ 電源ON/OFF、スリープ開始 / 解除
ユーザー ログオン/オフ、画面ロック開始 / 解除
ファイル操作 作成、更新、削除(ローカル、ファイルサーバ、USBメモリ)
アクティブウィンドウ アプリケーションやファイル操作のタイトル
Web操作 WebブラウザでアクセスしたページのURL
プリンタ操作 プリンタジョブの追加と削除

検索性の面では、Survey Eyesは任意のキーワードでの検索や、対象ログの特定・集計に対応しています。さらに、日時・ログの種類・ユーザーなどを組み合わせて絞り込めるため、「誰が」「いつ」「どの端末で」「何を」「どのように操作したか」を効率よく追跡できます。

※ Survey Eyes の操作ログ確認画面。PC操作ログを一覧画面で確認できる。

最後に、内部不正の発覚が遅れる可能性を踏まえると、操作ログの保存期間は極めて重要です。Survey Eyesはログを最長5年間保持し、後からの検証に耐える環境を構築できます。

こうした機能を活用することで、内部からの情報持ち出しに対する抑止力を高められるだけでなく、万一トラブルが発生した際にも、状況をすばやく調べられる環境づくりにつながります。

まとめ

内部不正による情報持ち出しは、発覚が遅れやすいことから、PC操作ログの管理が不可欠です。その際、(1)長期保存、(2)リモートワーク対応、(3)検索性の3つのポイントをチェックしてみてはいかがでしょうか。これらを押さえることで、内部からの持ち出しに対する抑止力を高めつつ、万一の際も迅速に調査・対応できる体制づくりにつながります。

また、本コラムで紹介したSurvey Eyes PC操作ログ(オプション)について詳細を知りたい方はぜひ、下記の情報もチェックしてみてください。

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